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ビットコインやブロックチェーンの技術に衝撃を受け、プログラミングの勉強を開始。現在はPythonを勉強中。

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ー米ドルに代わる新たなデジタル通貨を創るーPayPal創業者ピーター・ティールの「ZERO to ONE」

今更ながら「ZERO to ONE」を読んだ。

すごく話題になっていたし、面白そうだと思っていたけどなぜか手にとる機会がなかった。やっと読み終わって学びが多かったのでアウトプットする。

スタートアップが成長していくためにはどうすればいいのか?

その考え方や進むべき方向を書いた本だ。

PayPal創業者のピーター・ティールがスタンフォード大学での講義をもとに書いている。

ピーター・ティールは流行の「リーン・スタートアップ」を否定していて、計画的に事業を進め、「独占」することの優位性を強調している。

独占企業の特徴として以下の4つを挙げている。

①プロプライエタリ・テクノロジー

例 Googleの検索エンジン

プロプライエタリ・テクノロジーは製品のシステムの仕様や規格、構造、技術を開発メーカーなどが独占的に保持し、情報を公開していないこと。

プロプライエタリによって、本物の独占的優位性を築くには二番手の10倍は優れていなければならないとしている。

②ネットワーク効果

例 Facebook

利用者の数が増えるにつれ、より利便性が高まる効果のこと。

③規模の経済

例 Twitter

規模の拡大によって、独占の優位性はさらに強くなる。

特にソフトウェアのスタートアップは販売増加にかかる限界費用(生産量を1つ増加させたことによる諸費用の増加分)がほぼゼロに近いため、規模の経済の恩恵が強い。

④ブランディング

例 Apple

実態が重要。Appleの顧客が離れないのはAppleユーザーが豊富にアプリを開発するから。

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そして独占を築くために4つの方向性を示している。

①小さく始めて独占する

どんなスタートアップも非常に小さな市場から始めるべき。

②規模拡大

ニッチ市場を創造し、支配したら、次は関連する少し大きな市場に徐々に拡大していくべき。

③破壊しない

できる限り競争、つまり市場全体が損することを避ける。

④ラストムーバーになる

ライバルを意識し、最後の参入者になる。

 

これらはスタートアップを始める上ですごく重要な指針になりそうだ。

米ドルに代わる新たなデジタル通貨を創る

他にも印象的だった言葉を紹介したい。

起業は、君が確実にコントロールできる、何よりも大きな試みだ。起業家は人生の手綱を握るだけでなく、小さくても大切な世界の一部を支配することができる。それは、「偶然」という不公平な暴君を拒絶することから始まる。人生は宝クジじゃない。

これは痺れた。

ペイパルでは、米ドルに代わる新たなデジタル通貨を創るという使命に興奮できる人を採用しようとした。

すげー興奮する話。今はビットコインがでてきて法定通貨に代わる可能性を示しているけど、ペイパル創業時からそんなこと考えてたのかと思うとやっぱりピーター・ティールすごいなと思った。

楽天金融カンファレンス2015ではピーター・ティールはビットコインをブレークスルーと表現したようで、注目している様子は窺える。

FinTech最前線:野口悠紀雄氏、楽天三木谷氏、PayPal創業者ピーター・ティール氏がビットコインの未来を語る ~ 楽天金融カンファレンス2015まとめーBTCNよりー

ZERO to ONEを読んで、結局ピーター・ティールが終始書いていたのは「自分の頭で考えろ」ってこと。

当然のように思えるけど情報が膨大になったネット社会ではこれが意外と難しい。良い情報もあればノイズのような情報もある。

ピーター・ティールは採用面接で必ずある質問をするそうだ。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

解釈も回答も難しいけど、今僕の頭に思いついていることは1つだけある。

「銀行や証券会社、お役所仕事は必要ではなく、ビットコインやブロックチェーンを応用すれば置き換えることができるのではないか」

まだまだ知識も技術もないので大きい声では言えないが、自分の感じたこの真実を大切にしたい。

 

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