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ビットコインやブロックチェーンの技術に衝撃を受け、プログラミングの勉強を開始。現在はPythonを勉強中。

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Bitcoin2.0をウォッチする② Storjとは

今回は分散型クラウドストレージのStorjについて書きます。呼び方は諸説ありますが、ストレージと呼ぶみたいです。

Storjは簡単にいうと管理主体を持たない分散化されたクラウドストレージプラットフォームです。

「分散化」している以外はDropboxやGoogle Driveなどのサービスと特に変わりません。企業向けにクラウドストレージサービスを行うBoxが1月にNYSEに上場を果たしていて、クラウドストレージサービスの需要は高まっていると考えられます。

※Boxは年間売上1億2420万ドル、赤字が1億6900万ドル、昨対比の年間売上は110%成長での上場。それでもIPO初日の価格は14ドルでしたが、最終的に約70%アップの24ドル近くに。

参考記事 企業向けクラウド「Box」ついに上場、その苦難の道のりーTHE BRIDGEー

私はDropboxを愛用しています。そうです。先日パスワード流出騒動のあった。Dropboxは否定していますが真偽は定かではありません。さらにiCloudでも写真流出騒動があり、より安全なクラウドストレージプラットフォームが求められているのではないでしょうか?

Storjは「分散的」「安全」「低価格」なサービスです。その内容、現状をウォッチしていきます。

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Storjとは

ブロックチェーンを利用した管理主体を持たない分散化されたクラウドストレージプラットフォームです。企業や管理サーバーを信頼することなく、ハードドライブの空き容量をSJCXという暗号通貨トークンを利用して売買します。買い手は空き容量を利用でき、売り手はSJCXをもらうことができます。

保管するファイルは秘密鍵によって暗号化して細切れにされ、ネットワーク上に分散してアップロードされます。この細切れにされたファイルをシャードといい、暗号化されているため誰かにファイルの中身を見られることや変更されることもありません。下の図のようにハッシュ化され共有されます。ブロックチェーンにはファイルハッシュ、シャードのコピーのネットワーク上の場所、およびマークル ルートが保存され、ファイル自体ではなくファイルのメタデータが保存されます。これはブロックチェーンの肥大化を考慮してのことです。

スクリーンショット 2015-02-16 15.37.04

 

Storjにはマイニングがなく、後ほど詳しく書きますがSJCXはすでに発行済です。手に入れるには空き容量を貸し出して稼ぐか、または市場価格で買うかのどちらかです。再度クラウドセールをするとの噂もありますが、定かではありません。

2014年7月〜8月のに行われたクラウドセールでは910BTC(約4500万円)を調達しました。

これがそのアドレスです。

https://blockchain.info/address/132aBrspLgL54cm9eQfGNFLGqXwBRQrugc?offset=50&filter=0

トークンは以下の割合で配分されたようです。

  • ビットコイン販売 - コインの70%
  • デベロッパープール - コインの15%
  • コミュニティプール - コインの15%

MetadiskとDriveshare

Metadiskは分散型のオープンソースのファイル共有アプリケーションです。Driveshareはハードドライブの空き容量を貸し出すことを可能にするオープンソースのアプリケーションです。この2つの連携によりハードドライブの空き容量を売買します。

コストについては以下の図でDropboxと比較しています。

スクリーンショット 2015-02-16 22.34.22

Metadisk white paperより引用)

Metadiskは100GBで年間1.47ドル程度でと格安。

別の記事ではこんなグラフもあったけどどっちが正しいのでしょう?笑

スクリーンショット 2015-02-15 19.58.09

 

https://bitcoinmagazine.com/15490/storj-vs-dropbox-decentralized-storage-future/より引用)

売買価格は貸し手が値段を提示し、使用者がそれを受け入れる形式になる予定のようです。

気になるのはビットコインのマイニングのように専用デバイスなどによりファーマーが利益を出せるのか?という点です。電気代も含めて儲けることができるなら投機目当てのファーマーが現れるかもしれませんね。ファーミングプールは今のところ実装していないようです。

Storjcoin X(SJCX)とは

ハードドライブの空き容量を売買するための暗号通貨トークンです。SJCXはCounter party上ですでに発行されています。5億SJCXが発行済で新規に発行できないようにロックされてます。詳細はコチラから確認できます。

発行されたSJCXの91%が1つのアドレスで保管されているのが気になります。笑

スクリーンショット_2015-02-15_21_19_40

2月16日現在SJCXの価格は 0.025798$で0.00011013 BTC です。

疑問点

・ファーマーのインセンティブは保てるか?

そもそも売り手がたくさんいるのかという疑問があります。ある程度の利益が出ないとわざわざ空き容量を売却しようとする人はなかなかいないと思うんですね。しかし利益を追求しすぎるとコストが嵩んで借り手がいなくなるかもしれません。

・わいせつなファイルなどへの対応は?

正直真っ先に思いましたw 暗号化し、秘密鍵を知る人間以外誰も見れないのをいいことにそういったファイル、コンテンツを保存することはあり得ます。ビットコインでも度々シルクロードなどの違法サイトの利用やマネーローンダリングが問題視されるようにStorjでもこれは問題になりそうな気がします。

現状

まだベータ版なのでこれからどんどん改良されていきそうです。Ethereumと連携してユーザとノード間のsmart contractを作成・強制・変更できるようになるとの話もあります。私はEvernoteが好きなのでStorjでもぜひこんなアプリを出して欲しいですね。分散型Evernote。

Storj用語メモ

Storjcoin X(SJCX):暗号通貨トークン

MetaDisk:ネットワークにファイルをアップロードすることができるアプリケーション

Driveshare:SJCXと引き換えに余分なハードドライブの空き容量を貸し出すことを可能にするオープンソースのアプリケーション

ファーマー:ハードドライブの空き容量の貸し手(ビットコインでいうとマイナーに近い)

シャード:暗号化されたファイルの断片

Storj関連リンク

Storj公式サイト

Storj.ioの非公式日本語ページ

Storj white paper(日本語)

MetaDisk white paper(日本語)

Storj FAQ

Storjとか暗号通貨とかー日本人唯一のStorjコミュニティメンバのブログ

SJCX供給量計算機ーSJCX発行量と利用可能量自動計算

SJCXのblockscanーCounterpartyでのSJCXトークンの詳細

 

(画像提供元 http://storj.io/index.html

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